ラクトフェリンを多く含む飲食物

 新型コロナウイルスで大騒ぎになっている今日この頃(※)だが、冬はその他のウイルスにも警戒しなければならない。
 インフルエンザとか、ロタウイルスとか、ノロウイルスとか。

(※執拗に天安門事件を無かった事にしたがる様な中国共産党が発表した犠牲者数は当てにならないが、2020年2月3日時点での推定致死率は約2~3%。
 2003年のSARSよりは低そうだが、少なくとも、100年余り前の『スペイン風邪』(※)と同程度の致死率にはなりそうだし、感染拡大も速いので、油断は禁物。
 インドの医学者による「遺伝子配列が『奇妙な事に』エイズウイルス」と似ている」という旨の報告も気懸かりである)
(※追記(2020/4/22):つい使ってしまった『スペイン風邪』という通称であるが、
今からでも通称を改めるべきであると感じる。
 別に最初の発生地はスペインではないし、ましてや原因でもないからだ。
通称を改めるとしたら、『1918年の悪性流感』とか『1918年の悪性インフル』と
言った所だろう)

 ノロウイルスには何年か前にひどい目に遭わされたので、それ以来、私は毎年冬になると警戒度を高める。
 感染経路遮断のため、手洗いや器具洗浄に充分気を付ける事はもちろんの事、飲食物にも気を付ける。

 飲食物に関しては、「ノロウイルスに汚染されないようにする」事の他、
「予防に役立つと考えられる飲食物」を摂取する事を心掛けている。

 私が予防のためによく摂取するものが、ラクトフェリン入りのヨーグルト

 数ある論文の中から1つ挙げてみると、
日本化学療法学会および日本感染症学会の英文機関誌である
“Journal of Infection and Chemotherapy”
(感染症と化学療法の学術誌)

に載った、
“Lactoferrin for prevention of common viral infections”
(一般的なウイルス感染防止のためのラクトフェリン)

という論文には、
ラクトフェリンがどのようにしてウイルス感染防止に寄与するかという仕組み
(作用機序)についての言及が有る。

 それによると、ウイルスが細胞に取り付く際の「とっかかり」となる細胞表面の分子(各種受容体たんぱく質など)に先回りしてくっつき、ウイルスが細胞に取り付くのを防ぐと共に、インターフェロンαもしくはβの産生を促してウイルスの増殖を防止するとの事だ。

 同様の機序で、ノロウイルスが腸の細胞の表面に取り付くのを防ぎ、ノロウイルスの増殖自体も防止しているようである。

※参考文献

『ラクトフェリンがヒトノロウイルスのヒト細胞への感染を抑制することを観察』
日刊工業新聞(2018/12/10)ならびにPR TIMES(2018/12/10)

『ラクトフェリンの生体防御作用に関する研究』
(織田 浩嗣:著;平成25年度日本酪農科学会奨励賞 受賞記念総説)

 上述の『ラクトフェリンの生体防御作用に関する研究』によると、
1日当たりラクトフェリン100mgを毎日あるいは週のうち4~5日の割合で摂取した群は、それより少ない摂取量の群に比べ、ノロウイルスによる胃腸炎の罹患者が有意に少なかったとの事。

 本記事冒頭で紹介したラクトフェリン入りヨーグルト(ラクトフェリン含有量1個当たり100mg)を1日1個摂取すれば、効果を期待できそうである。
 実際、私はここ2~3年、忌々しいノロウイルスに苦しまされずに済んでいる。

 人によっては「ヨーグルトは苦手」という人もいるだろうから、そういう人は、その他のラクトフェリン入り飲食物やサプリメントを利用すると良いと思う。

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